インスタグラムは、飲食店にとって集客やブランディングに欠かせないツールとなっています。

しかし、単に投稿するだけでは期待する効果が得られないことがほとんどです。

ここでは、売り上げにつながる運用方法と、つながらない運用の違いを明確に解説します。

飲食店がインスタで集客を成功させるには、単なる料理の写真を投稿するだけでは不十分です。

売り上げアップにつながる投稿には、以下のポイントが共通していることに注目しましょう。

高品質な写真や動画は、フォロワーの関心を引き付ける第一歩です。

ハッシュタグの選び方も大切です。

地域名や料理のジャンルを組み合わせたハッシュタグを活用すれば、地元のお客様や観光客にリーチできます。

また、週に2～3回の定期的な投稿がブランド認知を高めます。

一方で、どれだけ時間を費やしても効果が現れない運用方法もあります。ここではその代表例を挙げてみましょう。

「フォロワーが多い＝集客力がある」とは限りません。

ターゲット層にリーチできていないフォロワーは、売り上げに直接結びつかないのです。

購入したフォロワーや興味を持たない層を増やしても意味が無いんです、、、

フォロワー数だけ増やしても売上には直結しない理由と解決策

インスタグラムで集客に成功している飲食店には、明確な戦略があります。

その戦略を知ることで、自店舗の運用改善につなげることが可能です。

ここでは、成功事例と失敗事例をもとに、それぞれのポイントを掘り下げてみましょう。

地元の人々をターゲットに、季節ごとのイベントやローカルの文化に合わせた投稿が効果を発揮しています。

「地元のことを大切にしているお店」と認識されることで、リピーターが増加した事例も多くあります。

「インスタを見た」と伝えると特典がもらえるキャンペーンを行う店舗も成功しています。

投稿を見てすぐに行動したくなる施策が売り上げに直結していますね。

ある飲食店では、インスタのフォロワー数が10万人を超えていたにもかかわらず、実店舗の売り上げが思うように伸びませんでした。

地元に根差した飲食店にもかかわらず、全国規模でのフォロワーを増やす施策を行った結果、地元のお客様の関心が薄れてしまったんですね

失敗した飲食店が運用を見直し、「地元顧客を重視した投稿」にシフトすることで集客に成功したケースもあります。

「何を誰に伝えたいのか」を明確にすることが、成功の第一歩です。

インスタ運用を効果的に行うためには、ツールや機能を最大限活用することが重要です。ここでは、集客に直結する具体的な施策を解説します。

・リールは、アルゴリズム上多くのユーザーに表示されやすい特性を持っています。

・ストーリーズは、質問機能や投票機能を使うことでフォロワーとのエンゲージメントが向上します。

例えば、人気メニューをリールで紹介し、最後に「ぜひお店で味わってみてください！」と一言添えることで、行動喚起ができます。
また、ハッシュタグや位置情報を適切に設定することで、地元の新規顧客にリーチできる可能性が高まります。

UGCとは、フォロワーや来店客が投稿したコンテンツを指します。

飲食店であれば、お客様が撮影した料理の写真や来店体験をシェアしてもらうことで、自然な口コミ効果を生み出すことができます。

特に、「#○○（店名）でランチ」のような店舗固有のハッシュタグを設定しておくと、UGCの収集がしやすくなります。

▼UGCの重要性について、下記の記事で細かく説明しています。

フォロワーを「ファン化」するためのエンゲージメント向上テクニック

「この投稿をシェアすると次回10%オフ！」や「フォロワー限定でドリンク1杯サービス！」といったキャンペーンを実施すると、フォロワー数の増加だけでなく、来店促進にも直結します。

これらの施策を継続的に行うことで、リピーターの獲得が期待できます。

飲食店がインスタを活用して集客を成功させるには、単なる投稿ではなく、戦略的な運用が鍵となります。

ここまで解説したポイントを簡潔に振り返りましょう。

先述でもあったように、フォロワー数だけを追い求める運用や、投稿内容が一貫しないアカウント運用は、売り上げに結びつきにくいことも忘れてはなりませんね。

「誰に何を伝えるのか」を明確にした上で、楽しみながら運用を続けることが成功の秘訣です。

株式会社LIB creation.では関西エリア、主に神戸市を中心にSNSの運用代行を行なっております。
なんとなく運用やめたい、売り上げにつながる運用をしたい、自社でのリソース不足などお困りの際は、初回1時間の無料相談を行っておりますので、お気軽にご相談ください！

Kazuki Hayakawa

SNSマーケター / デザイナー

飲食店を得意とするSNSとマーケティングを掛け合わせて運用代行や底上げをサポートしています。